シャープは12月17日、「AQUOS R6」SIMフリー版に誤動作防止のための設定を追加するアップデートを1月に配信すると発表した。なお、ドコモ版/ソフトバンク版の「AQUOS R6」と、「AQUOS R6」をベースに開発された「LEITZ PHONE 1」(ソフトバンクより発売)については各キャリアから配信されているソフトウェアアップデートでこの問題に済みだという。

問題になっている誤動作は、ユーザーがスマートフォンを握った際に画面に触れてしまい、意図しない動作が起きてしまうというもの。「AQUOS R6」では誤動作防止のために画面の湾曲部分にタッチ抑止範囲を設けているが、抑止範囲の内側に触れてしまうケースが多いというユーザーからの指摘を受け、タッチ抑止区間を広げる設定の追加をソフトウェアアップデートで実施する。

アップデートの適用後は、「設定」→「ディスプレイ」→「詳細設定」に「画面端のタッチ抑止」という項目が加わる。この項目をオフからオンに変更することでタッチ抑止区間が広がり、誤動作を抑制する。

  • 追加される設定

    追加される設定項目

ドコモ版の「AQUOS R6 SH-51B」では、11月30日より配信されているアップデート(ビルド番号「01.00.11」)でこの問題に対応している。ソフトバンク版「AQUOS R6」と「LEITZ PHONE 1」も、12月8日より配信されているアップデート(ビルド番号「S0029」)で対応済み。