Sonos新サウンドバー「Beam(Gen 2)」18日発売。スカパー PLUSYでサブスク展開も

Sonos Japanは、Dolby Atmos対応の一体型サウンドバー「Sonos Beam(Gen 2)」を11月18日に発売する。公式サイト(sonos.com)とヨドバシ・ドット・コム、Amazon、全国の提携店舗で取り扱い、価格は59,800円。カラーはマット仕上げのブラックとホワイトの2色。

Sonos Beam(Gen 2) (ブラック)

Sonos Beam(Gen 2) (ホワイト)

さらに、スカパーJSATが運営するスカパーの家電サブスクリプションサービス「PLUSY」と協業し、Sonos Beam(Gen2)やSonos Arcといったサウンドバーを⽉額料金で利⽤できる新たなサービス展開を2021年内に提供予定。具体的な料金や時期については後日案内する。

Sonos Beam(Gen 2)の⽇本発売を記念し、映画コメンテーターのLiLiCo氏とSonos Japanカントリージェネラルマネージャーの瀬⼾和信氏が、映画と⾳の関係について対談した特別ムービー「Hollywood@Home ー⾃宅にハリウッドをー」を、Sonos Japan公式YouTubeチャンネルにて公開した。

映画コメンテーターのLiLiCo氏(左)と、Sonos Japanカントリージェネラルマネージャーの瀬⼾和信氏(右)

LiLiCo氏がSonos Beamでの映画鑑賞を体験し、⽬に⾒えない「⾳」が映画の感動体験や理解度を左右する話や、Sonosの⾳とテレビの⾳を⽐較して映画鑑賞したときの感想、これからのホームシアターのあり⽅についてトークを繰り広げている。

Sonos Beam(Gen 2)の主な特徴

初代「Sonos Beam」(2018年発売)で搭載しているスピーカーユニットや、横幅約65cmというコンパクトな本体サイズはそのままに、内蔵CPUによるソフトウェアの処理能力を強化し、新たに立体音響のDolby Atmosに対応。国内では2021年内に販売開始すると予告しており、今回発売日が正式に決まった。

設置イメージ(サウンドバー以外のものは付属しない)

中低音域を再生する楕円形のミッドウーファー4基、高音域用のセンターツイーター1基と、低音域を強化する3つのパッシブラジエーター、5つのクラスDデジタルアンプを搭載。コンパクトなサイズ感を優先したため、上向きスピーカーは内蔵していないが、サイコ・アコースティック(音響心理学)を活かしたスピーカーアレイを使ってDolby Atmosの音の広がりを再現するという。

部屋の音の反響の仕方など周囲の環境を検出・分析してサウンドを調整する「TruePlay」機能を搭載(対応するiOSデバイスが必要)。ほかにも、コンテンツ内の会話がはっきりと聞き取れるようにする「スピーチエンハンスメント」機能や、夜間の使用時などに、大きな音の強さを抑え、静かな音のレベルを上げるという「ナイトサウンド」機能も備える。

HDMI 2.1対応のHDMI入力を背面に備え、eARC(Enhanced ARC)に新たに対応。ドルビーTrue HDやDolby Atmosなどの音声をHDMIケーブル1本で、eARC対応テレビからサウンドバーへ伝送できる。

ネットワーク機能は、Ethernetによる有線LAN接続と、IEEE 802.11b/g/n/acの無線LAN(2.4/5GHz対応)接続に対応。Apple AirPlay 2をサポートする。Sonosのリアスピーカーやサブウーファーを組み合わせて、5GHzの無線LANで連携し、ワイヤレスでのサラウンド環境を構築することも可能だという。

背面

Sonosの次世代S2ソフトウェアプラットフォームを採用しており、最新のSonosアプリや、Amazon Alexaでの音声操作をサポート。遠距離対応マイクロホンアレイを搭載し、高度なビームフォーミングとマルチチャンネルのエコー除去により、音声操作をすばやく正確に起動できるとする。

本体サイズは初代Sonos Beamとほぼ同じ651×100×69mm(幅×奥行き×高さ)。前面にはポリカーボネート製のパンチンググリルを備え、質の良い音を生み出すだけでなく、インテリアにもなじむとしている。

前面のポリカーボネート製パンチンググリル

本体に再生/一時停止や音量調節、マイクのミュートをタップして操作できる静電容量式の操作部や、スピーカーとマイクのステータスを表示するLEDを装備しており、LEDは部屋の明るさに合わせて照度を調節できる。本体セットアップのためのNFC機能や、テレビのリモコンから操作するための赤外線(IR)レシーバーも装備する。