Microsoftは11月5日、Microsoft OneDrive Blogの「End of support for OneDrive desktop application on Windows 7, 8, and 8.1 - Microsoft Tech Community」において、Windows 7、8および8.1向けのMicrosoft OneDriveのサポートを順次終了する方針を伝えた。Windows 7およびWindows 8.1は2023年1月10日まで拡張サポートが提供されるが、OneDriveを積極的に利用しているユーザーは、それよりも早くWindows 10や11への移行を検討する必要がありそうだ。なお、Windows 8は2016年1月12日に既にサポートが終了している。

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Microsoftは現在、OneDriveのサポート終了に向けて2つの期限を設定している。最初の期限は2021年12月31日に訪れる。2022年1月1日以降は、個人用のWindows 7、8、および8.1向けのOneDriveデスクトップアプリケーションは更新プログラムが提供されなくなるという。

2つ目の期限はその2カ月後となっている。2022年3月1日以降、これらのOSで実行されている個人向けOneDriveデスクトップアプリケーションでは、クラウドへのファイル同期が停止される。引き続きクラウド上のOneDriveに対するファイルのバックアップを行いたい場合は、ユーザー自身が手動でアップロードを実施する必要がある。

Microsoftはこのサポート終了の理由について、「新しいテクノロジーとOSにリソースを集中させ、ユーザーに最新の安全なエクスペリエンスを提供するため」と説明している。Windows 8およびWindows 8.1を利用しているユーザーに対しては、Windows 10またはWindows 11へアップグレードすることが推奨されている。