米AmazonのCEO Andy Jassy氏は現地時間12日、従業員のリモートでの働き方に関し、部署ごとの判断に委ねるなど当面の柔軟な対応方針を表明した。
当初、来年1月までは週3日のオフィス出社を考えていた同社だが、当面の間は、役割に応じた部署ごとのディレクターレベルでの判断に委ねる。日数は制限しておらず、ほとんどをリモートで対応する部署、ほとんどを出社で対応する部署、その折衷など部署ごとに最善の方法を採っていく構えだ。ただし、オフィスでのミーティング要請には対応できる距離にあることを現段階では求めている。また、数週間オフィスから離れた国内の場所で働くオプションを年間で最大4週間提供することも表明している。Andy Jassy氏は発送部門や輸送部門など柔軟な働き方が困難な部署、AWSセンターや実店舗、デバイス設計や開発、テストを行う技術者などパンデミック当初からリモートで働くことが困難な部署に対しては敬意を評し、高く評価していることも述べている。