富士通は6月15日、6月29日以降、同社グループ従業員の在籍1,000人以上、社内医療職による接種が可能なエリアで職域におけるワクチン接種を開始すると発表した

最初に川崎工場(神奈川県川崎市中原区)で、1日当たり1,000人、10月までに計3万人分(6万回)の計画で開始し、準備が整い次第、関西システムラボラトリ(大阪府大阪市中央区)にも展開を進めていく。利用するワクチンは、政府より配布される武田/モデルナ社製ワクチン。

あわせて、グループ従業員が就業日に職場や自治体でワクチン接種を行う場合、ワクチン休暇として独自の積立休暇(時間単位可)の取得を認める就業の特別措置を行う。これにより、多くの従業員がテレワークとフレックスタイム制により勤務していることから、より柔軟なワクチン接種が可能となるという。