ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は3月26日、PlayStation用ソフト『Ghost of Tsushima』の実写映画化が決定し、制作が進行していることを発表した。監督は映画『ジョン・ウィック』シリーズを手がけたチャド・スタエルスキ。

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    『Ghost of Tsushima』キーアート
    (C)2021 Sony Interactive Entertainment Inc.

『Ghost of Tsushima』(2020年発売)は、蒙古襲来をテーマにしたオープンワールド時代劇アクションアドベンチャーで、対馬へ攻め込んだ元(モンゴル帝国)の軍勢を止めるべく、武士の道を外れた“冥人(くろうど)”となって戦う主人公・境井仁の生き様を描く。累計実売本数は650万本を突破した(2021年3月22日時点)。

今回の映画化は、ゲーム制作を担当した米サッカーパンチプロダクションズ(Sucker Punch Productions)と、ソニー・ピクチャーズエンタテインメントとのパートナーシップにより実現。公開時期は現時点では明かされていない。

映画化にあたり、サッカーパンチのクリエイティブディレクター、ネイト・フォックス氏は「PlayStation.Blog」において、「仁というキャラクターを、映画監督のチャド・スタエルスキ氏に託した。仁のレーザー級の刀捌きを実写化できる人がいるとすれば、それはチャド・スタエルスキ氏しかいない」とコメント。

また、同氏は「皆さんの応援のおかげで、この映画化が実現した。先日、『対馬市永久アンバサダー』に任命されたので、新型コロナウイルスの状況が落ち着いた暁には、皆さんにはぜひ対馬にお越しいただきたい」と呼びかけている。