NTTデータは1月28日、スマートシティの実現に向けた新ブランド「SocietyOS」を、1月より創設することを発表した。

  • SocietyOSアーキテクチャーイメージ

    SocietyOSアーキテクチャーイメージ

SocietyOSは、NTTデータが持つ各分野の強みと社外のサービスと組み合わせて、さまざまなユースケースを実現するもの。

価値あるユースケースを実現するための仕組みとして、「サービス連携、エコシステム形成」、「幅広いデータ連携・活用」、「サービス改善に寄与する高速デリバリー」、「NTTグループのノウハウや技術力を活用」という4つの特長を備えている。

「サービス連携、エコシステム形成」では、エコシステム形成のためさまざまなサービス/ソリューションとの連携を可能とするほか、同社の既存サービスをAPI化し、SocietyOSと連携することで迅速に提供可能なサービスを拡充するという。

  • ユースケース例

    ユースケース例

ユースケース例としては、(1)天気や混雑等のエリア情報やセール・新商品等の商品情報、個人の趣味嗜好や体調等のヘルスケア情報を考慮し、個々人にあったお店や目的地までの最適ルートを案内する個人向けレコメンドサービス、(2)ウィズコロナ社会において重要な、混雑予想による密回避や災害時に安全で混乱を避けたルートでの避難誘導、(3)需給予測による発注最適化、在庫や人流予測から最適な価格を設定するダイナミックプライシング、余剰予測と不足予測によるシェアリングマッチ等、フードロスゼロ社会等の実現、(4)引っ越し時の行政、公共手続き等、多方面への同じような手続きはいつでもどこでもワンストップ申し込み、(5)バーチャル空間を活用した遠隔地でのショッピングや遠方とのコミュニケーションの実現、過去データから未来に起こることをシミュレーションする等、リアルとバーチャルの融合——などを挙げている。

 

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