東急不動産ホールディングスの東急Re・デザインは、同社のスペースパートナー事業部が使用する用賀オフィスを、「これからの働き方」と「オフィスの在り方」を追求する実証型オフィスに改装し、『ライブオフィス用賀』として9月にオープンさせた。そこで、一般公開に先立ち、12月1日に報道関係者向けに内覧会が開催されたので、その様子をお届けしたい。

働きやすいスペースを自由に選ぶ

同オフィスは、従業員約200名の中規模オフィス。完全フリーアドレス制となっており、業務ごとに合わせた作業スペースが数種類用意されている。現在、従業員の出社率は約40%で、テレワーク対応が進んでいるという。

  • 東急Re・デザイン 用賀オフィス

  • ホワイトボード付のボックス型デスク

  • 個人ワークスペース。タイマー配置で効率的な時間管理を支援

  • 素材サンプルやカタログ資料があるライブラリー型のオフィス

また、WEBミーティングに特化したブースも、シチュエーションに合わせて選択できるように数種類用意されている。ミーティング相手への騒音を軽減するノイズキャンセル機器も設置されていた。

  • WEBミーティングブース(1~2人用)

  • ノイズキャンセル機器

  • WEBミーティングブース(1~4人用)

  • 部屋の空き状況をパネルで確認

そのほか、従業員同士の何気ない会話を促進する「コミュニケーションラウンジ」や仮眠室も設置されている。

  • コミュニケーションラウンジ

  • 仮眠室

ウイルス感染症対策

同オフィスでは、新しい働き方を実現するだけでなく、ニューノーマルなオフィスを目指すため、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の対策を実施しており、その効果や使い勝手の実証を進めている。

入館口には、顔認証技術や発熱を検知する温度センサーが搭載された入館システムが導入されている。入館者がカメラの前に立つと、画面に名前と体温が表示され、自動ドアが開く。マスクを着用していない場合や、体温が37度5分以上の場合は、ドアは開くことなく注意を促がされる。

  • 入館管理システム

  • マスク未着用時、ドアは開かず注意喚起

また、来客用ミーティングエリアには、室内の空気を除菌するという「エアロシールド」、入館口付近の従業員専用ロッカールームの床や壁には、ウイルスの増殖を抑制するという抗菌カーペット・クロスが設置されていた。

  • 室内空気を除菌する「エアロシールド」

  • ウイルス増加を抑制する「抗菌カーペット」

そのほか、ワーキングスペースにあるデスクや椅子は可動式になっており、ソーシャルディスタンスの確保や人口密度調節ができるようになっている。そのほか、出入口は自動ドアで、キッチンにはタッチレス水栓を導入するなど、非接触化も促進している。

  • タッチレス水栓