弘前学院聖愛中学高等学校は10月16日、GIGAスクール構想の一人一台の実現に向けて、2020年4月よりALSI(アルプス システム インテグレーション)が提供しているセキュアWebゲートウェイサービス「InterSafe GatewayConnection (インターセーフゲートウェイコネクション)」およびNTTドコモが提供する教育タブレット(iPad)80台を先行導入したと発表した。

  • 先行導入の概要図

今回の先行導入は、GIGAスクール構想が開始される前から、生徒一人ひとりの個性を伸ばすさまざまな学習に活用可能なLTEタブレットの必要性を考えていた同校と、学校でも自宅でも学習できるICT環境の提供を目指していたALSIおよびドコモの連携提案との目的が一致したことから、2020年4月からの教諭用および共有用端末の計80台の先行導入に至ったという。

先行導入した端末は教室内の授業だけでなく、持ち帰り学習にも利用され、コロナ禍においてもオンライン授業、オンラインホームルームや自主学習に活用された。環境にとらわれず利用できWebフィルタリングにてセキュアな通信ができることから、教師・生徒ともに安心して使用されているとのこと。またペーパーレス化も推進され教職員の働き方改革にも繋がっているという。

同校は2021年4月より、先行導入分の80台に加えて中学校・高校のそれぞれの新入生に対しタブレットを準備し一人一台の学習環境を整理する方針だ。