ローランドは、イベントや映像制作、ライブ配信などの現場に対応する4チャンネルのビデオスイッチャー「V-1HD+」を10月23日に発売する。価格はオープン。市場想定価格は税込で149,000円前後。

  • V-1HD+

今回発売するV-1HD+は、2015年に発売された「V-1HD」の上位機種となる、プロ仕様のビデオスイッチャー。4入力／2出力のHDMI端子を備え、ビデオカメラ、パソコン、スマートホン、タブレットなど複数の映像ソースを、切り替えたり、合成したりという基本性能はそのままに、新たにDSK（ダウン・ストリーム・キーヤー）の機能を装備し、テロップや画像の合成ができるようになった。さらに、ファンタム電源が供給可能なキャノン（XLR）のオーディオ入力端子が追加され、プロ仕様のコンデンサーマイクの利用も可能となっている。また、既存ユーザーへのヒアリングをもとにスイッチ類のレイアウトが見直され、オーディオの調整や、DSKのON／OFFなど頻繁に使用する機能へダイレクトにアクセスできるよう改良が施されている。

  • UVC-01

同時発売のUSBビデオキャプチャー「UVC-01（価格：オープン　市場想定価格は税込で28,000円前後」を使えば、V-1HD+の映像をパソコンへ送れ、OBSやWirecast経由でのライブストリーミングも行える。

V-1HD+のサイズはW316×H65×D121mmで、質量は1.4kg(ACアダプターを除く)。本体のほか、ACアダプター、電源ケーブルなどが付属する。

UVC-01のサイズはW90×H23×D37mmで、質量は96g。本体のほか、USB 3.0ケーブルなどが付属する。