SB C&Sは8月5日、経費精算BPOサービスを支援する法人向けプラットフォーム「経費申請 Auto Operator」の提供を開始すると発表した。

同プラットフォームは、経費精算申請業務における領収書データの入力を自動化するために、AI-OCR(※1)とRPAを連携させる管理プラットフォーム。

  • 「経費申請 Auto Operator」を活用した申請代行BPOサービス

AI-OCRで画像処理し、テキストデータ化した領収書データを経費精算システムへRPAで自動入力することが可能になり、申請代行のBPO業務において、従来の労働集約型と比較してコストおよび要員数とも削減を実現するとしている。

  • 「経費申請 Auto Operator」導入効果

実際に日清医療食品は同プラットフォームを活用した申請代行BPOサービスをローンチカスタマーとして導入し、全国事業所で発生している立替経費申請業務の時間を大幅に削減したという。また、証憑受領・スキャン・入力など、紙の取り扱いに関する業務をBPOで電子化して処理するため、昨今のコロナ禍においても経費精算業務を問題なく運用できているとのこと。

(※1):OCR(Optical Character Reader)にAI技術を加えたもの。OCRとは、画像データのテキスト部分を認識し、文字データに変換する光学文字認識機能のこと。