仕事とプライベートのメアド(メールアドレス)を使い分けている人、珍しくありません。というより複数のメアドを持つのが当たり前、ただ本人以外は知らないだけなのかもしれません。
そのような事情はともかく、iPhoneに備え付けのメールアプリは、これまで送受信した相手の名前とメアドを記憶しています。より詳しくいえば、送受信したタイミングでメールヘッダーを分析し、その人物の名前の一部をタイプするだけでメアドを入力できるようデータベース化しているのです。「連絡先」アプリに登録されていない人物も対象です。
もちろん、複数のメアドにも対応しています。データベース化したときに同一人物と判定されていれば、新規メールの宛先欄で名前の一部(先頭のアルファベット)をタイプしたときに表示される候補リストに「>」マークが現れ、複数メアドの持ち主とわかります。1つしかメアドがない相手のマークは「i」ですから、一目瞭然です。
その「>」マークをタップすると、隠れていた複数のメアドが出現します。ここで送信したいメアドをタップすれば、送信先のメアドとして宛先欄に入力できます。
なお、宛先欄に複数のメアドが入力されているメールを受信したことがある場合は、そこに含まれる人物だれか1人の名前の一部をタイプすればOKです。たとえば、宛先欄にA、B、Cという3名のメアドが入力されたメールを受信したことがある場合は、そのうちの1人の名前の一部を入力すれば、3名のメアドすべてが「>」マークに含まれる形で表示されます。
操作手順をカンタン解説
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1 新規メールの宛先欄に、送信先にしたい人物の名前の一部(先頭のアルファベット)をタイプします
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2 条件に一致する人物が表示され、複数のメアドを持つ人物には「>」マークが表示されます
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3 「>」マークをタップして展開すると、複数のメアドが現れます
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4 宛先欄に複数のメアドが入力されたメールがある場合、そこに含まれる(異なる人物の)メアドを選ぶこともできます
