レノボ・ジャパンは、ThinkPadブランドの外付けワイヤレスキーボード新モデル「ThinkPad トラックポイント キーボード II」を発表した。2013年に登場して以降、現在も根強い人気を誇っているBluetooth接続のワイヤレスキーボード「ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボード」の後継モデルで、従来モデルの魅力を受け継ぎつつ、さらなる進化を遂げている。
新モデルのThinkPad トラックポイント キーボード IIは、日本語配列モデルと英語配列モデルを用意しているが、今回は日本語配列モデルをいち早く試用できたので、使い心地などを紹介する。
Bluetoothと2.4GHzワイヤレスUSBレシーバー接続に対応
ではまず、「ThinkPad トラックポイント キーボード II」(以下、TPKB2)の仕様を見ていこう。
本体サイズは、奥行き164×幅305.5×高さ13.7mmとなっている。従来モデルの「ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボード」は奥行き164×幅306×高さ14mmだったので、数字上わずかな違いが見られるが、実際に双方を並べてみてもサイズの違いはほとんど感じない。基本的にはほぼ同等サイズと考えていいだろう。
それに対しTPKB2の重さは516gと、従来モデルの460gから56g重くなった。実際に持ち比べてみると、かなり重くなったと感じる。どうせなら従来同様の重量におさえてもらいたかったようにも思うが、56gほどの差ならそこまで負担が増えるわけではなく、許容範囲内だろう。
外観は、新たにキーボード面左上に「Lenovo」ロゴが加えられているものの、それ以外は従来モデルから大きく変わっていない。カラーはブラックで、右パームレストにシルバーのThinkPadロゴを配置する点は従来モデルと同じ。
本体の手前が低く、後方がやや高くなり、キーボード面になだらかな角度が付けられている点や、底面後方のスタンドを開くとさらに後方が高くなってキーボード面の角度を2段階に変えられる点も従来モデルと変わらない。ただ、細かく見るとパームレスト部のカーブなどにわずかな違いが見られる。