United States Computer Emergency Readiness Team (US-CERT)は2020年4月9日(米国時間)、「Juniper Networks Releases Security Updates|CISA」において、多くのジュニパーネットワークス製品に複数の脆弱性が存在すると伝えた。これら脆弱性を悪用されると、攻撃者によって影響を受けたシステムの制御権が乗っ取られる危険性がある。

脆弱性に関する情報は次のページにまとまっている。

脆弱性が存在する製品は広範囲に及んでいる。今回、US-CERTが指摘した脆弱性は合計23個のセキュリティアドバイザリが該当すると見られ、影響を受けるプロダクトの数はかなり多い。

  • Security Advisories - Juniper Networks

    Security Advisories - Juniper Networks

脆弱性のいくつかは深刻度が緊急(Critical)に分類されており注意が必要。ジュニパーからは脆弱性を修正するパッチがリリースされており、上記のセキュリティ情報をチェックして、必要に応じてアップデートを適用することが推奨される。