米Appleは、「macOS 27 Golden Gate」を現地時間9月14日(日本時間9月15日)に提供開始した。ここではセキュリティ修正やエンタープライズ向けの新機能を取り上げる。
macOS 27 Golden Gateの対応機種と概要
- MacBook Neo(2026)
- MacBook Air(Apple silicon、2020以降)
- MacBook Pro(Apple silicon、2020以降)
- iMac(Apple silicon、2021以降)
- Mac mini(Apple silicon、2020以降)
- Mac Studio(2022以降)
- Mac Pro(Apple silicon、2023)
macOS 27 Golden Gateは、Appleが事前に予告していたとおり、M1以降のApple siliconを搭載したMacのみで利用できる(過去のIntel Macは、macOS 26 Tahoeまでの対応となる)。
最新版で大きな柱となるのは、「Apple Intelligence」のパワーを活用する新たなAIアシスタント機能「Siri AI」や、Macを使う子どもを安全に保護する機能の強化、透明ガラス風のユーザーインタフェース「Liquid Glass」のブラッシュアップなど。Apple IntelligenceとSiri AIについては、リリース当初は英語で利用でき、日本語には2026年内に対応予定だ。
このほかエンタープライズ向けの新機能として、アプリとバイナリを起動するための管理や、アプリとWebサイトの統合されたプライバシー同意、プラットフォームシングルサインオン(SSO)の機能強化などが含まれる。
セキュリティ修正は210件
CVE番号がつけられたセキュリティ修正は210件。カーネルやディスクイメージ、SMB/WebDAV(ネットワーク共有)など、OSの安定稼働に関わる多数の脆弱性に対処しており、有効な資格情報なしで「画面共有」(Screen Sharing)を認証できてしまう不具合(CVE-2026-65400)や、アプリが「Sign In With Apple authentication flow」を使用して、ユーザーのAppleアカウントにアクセスできる問題(CVE-2026-20683)なども修正される。
Appleではいずれも、掲載時点で悪用が確認された可能性について案内していない。
