ネオジャパン、「desknet's NEO」の新版 - 大塚製薬と共同プロジェクトも

ネオジャパンは、グループウェア「desknet's NEO（デスクネッツネオ）」バージョン5.5を、2月26日に提供開始すると発表した。

新バージョンでは、スケジュールやアンケート等の標準機能、業務アプリ作成ツール「AppSuite（アップスイート）」の機能の改善、また「AppSuite」との連携を強化したほか、大塚製薬と共同プロジェクト「健康サポートプラス」を提供する。

【V5.5】メイン画面

スケジュール・設備予約機能の改善

新版では、スケジュール・設備予約の登録先から「組織」を選べるようになった。組織スケジュールとは、組織単位で利用できる共用のスケジュールで、出張や休暇、納期などを部課等の組織で共有できるようになる。

スケジュールを組織単位でも管理

その他、登録先選択時に「組織別」タブを開くと、ユーザーの代表組織が初期表示されるカスタマイズも可能になったほか、スケジュールの「複写して追加」もよりスムーズに行えるようになるなど、使い勝手の向上と画面間の情報連動など、細かな点も改善した。

アンケートでは、「組織」を指定したアンケートの送信、アンケートの開始・終了日時の設定、アンケート作成者の権限設定などが行えるようになった。

業務アプリ作成ツール「AppSuite」の性能アップデートも行い、アプリ上の任意の日時・日付部品の日付をもとに、月間カレンダー形式でデータを表示できるようになった。

AppSuiteカレンダー

そのほか、「AppSuite」アプリに登録されたデータをもとに、「desknet's NEO」のスケジュールに予定を追加できるようになり、タスク作業日や申請の締め切り、納期などとデータがひもづけることができるようになったほか、コマンドラインツールを使用してリモートからアプリのデータをCSVファイルにエクスポートできるようになった。また、データ一覧取得APIを使って、外部システムからAppSuite上のデータを検索・取得することが可能になった。

大塚製薬との共同プロジェクト「健康サポートプラス」を提供開始

また今回、同社は大塚製薬と「健康経営」の推進に向けて協同し、「desknet's NEO」で働く人の健康管理を支援するサービス「健康サポートプラス」を提供する。

今回は、睡眠習慣の改善を支援する「睡眠改善プログラム」が運用できるようになり、約1カ月間のプログラム終了時に、結果を2種類のレポートに集約してフィードバックする。「睡眠改善プログラム」では1サイクルで、大塚製薬機能性表示食品「賢者の快眠睡眠リズムサポート」摂取（28日間）するほか、睡眠学習コンテンツ配信（全4回）、睡眠状況のアンケート（全3回）を実施。結果レポートによるフィードバック（個人向け、経営者向け2種類）を行う。

プログラム個人レポート
プログラム企業レポート

「賢者の快眠睡眠リズムサポート」は、アスパラガス由来成分の働きで就寝・起床のリズムを整え、スッキリした目覚め感をサポートする大塚製薬の機能性表示食品。就寝・起床リズムを整えることにより、睡眠の質を高めること（スッキリした目覚め感）や、休日明け（月曜日）の心の健康（楽しく、おだやかな気持ち）の維持をサポートするという。