ネオジャパンは1月15日、業務アプリ作成ツール「AppSuite」とのワークフロー機能連携や外部データの取り込みを自動化するコマンドラインツール、外部システム連携用API公開などの機能改善を行ったグループウェア「desknet's NEO」の新バージョン5.2を提供開始すると発表した。

新バージョンでは、「AppSuite」と「desknet's NEO」のワークフローの連携により、稟議・承認処理および承認履歴の保管・管理が容易に行えるようになり、より実業務に即したアプリを作成できるようになった。データ詳細のメニューに表示された「ワークフロー」ボタンをクリックすると「desknet's NEO」のワークフロー申請作成画面が開き、アプリごとにあらかじめ設定した申請書を表示。アプリに登録されたデータはHTML化され、申請に添付される。

  • 「AppSuite」と「desknet's NEO」のワークフローの連携

また、「AppSuite」アプリへのデータ取り込みを自動化するコマンドラインツールの提供や、外部システムとの連携用API提供により、定型・定期業務の自動化へのニーズにも対応した。

CSVファイルから「AppSuite」アプリへ、データの一括インポートが行えるコマンドラインツールを公開。これにより、クライアントPCのコマンドラインからCSVファイル内のデータ一括登録ができるようになったほか、外部システムのサーバ上にコマンドラインツールを設置し、バッチに組み込むことで、処理データの定期自動取り込みが可能になった。PC上の画像や文書ファイルのパスを指定し、一括で取り込むこともできるという。

  • 「AppSuite」アプリへのデータ取り込みの自動化

その他、各種機能改善も行っているという。 価格（税別）は、desknet's NEOクラウド版が1ユーザー月額400円、パッケージ版（スモールライセンス）が5ユーザーで39,800円。AppSuiteパッケージ版（スモールライセンス）が5ユーザーで31,000円。