iPhoneを購入すると、もれなく1年の製品保証が付いてくることはご存知ですか? Apple製品のみに適用され、正式には「Apple製品1年限定保証」といいます。最初の販売店で購入した日から1年間、Apple発行のガイドラインに従った通常使用時における材質および製造上の瑕疵(いわゆる初期不良)に対し保証するもので、事故や不適切な取り扱いは含まれません。

この1年の製品保証は、iPhoneを初めて起動(アクティベーション)したときに開始されます。Apple IDでサインインするなどユーザ登録の作業を行わなくても、インターネットに接続すれば、そのiPhoneが動き始めたことがAppleのサーバに伝えられ、その瞬間1年間の限定保証がスタートします。

その日付を調べようとすると、以前はiPhone購入時の書類をもとに推測するしかありませんでしたが、iOS 12.2からiPhone上で確認できるようになりました。いつ保証が切れるかは、無償修理が可能かどうかや売却時期を判断するうえでの貴重な情報になるため、知っておいて損はありません。

手順はかんたん、『設定』→「一般」→「情報」の順に画面を開き、「限定保証」の項目をチェックします。「Expires: 2020/09/19」などと有効期限が表示されているはずです。この項目をタップすれば、

なお、保証期間は使用開始から1年ですから、この場合2019年9月20日から使いはじめたことがわかります。建前としては推定ですが、Appleのサーバが受信した情報をもとに表示されているので、信用していい情報ですよ。

操作手順をカンタン解説

  • iPad iPhone Hacks

    1 『設定』→「一般」→「情報」の順に画面を開きます

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    2 「限定保証」の項目を見ると、保証の有効期限が表示されています

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    3 「限定保証」をタップすれば、補償範囲を確認できます