NIコンサルティングは9月9日、10月1日から企業間の経営情報基盤を連携できる統合型グループウェア「NI Collabo 360(エヌアイ・コラボ・スリーシックスティ)」を提供開始すると発表した。価格は、いずれも税別でクラウド版が月額360円/ユーザー、ソフトウェアパッケージ版が5万8000円/10ユーザー~。

NI Collabo 360は同社の主力グループウェア製品「NI Collabo Smart」のアップデート版で、今回の新機能追加に伴い、製品名をNI Collabo 360に改称した。スケジュール管理やファイル共有、掲示板、社内SNSなど、一般的なグループウェア機能に加え、通常は専用システムとして提供されることが多いワークフロー、経費精算、テレワーク支援、社員の安否確認などの機能も標準搭載しているほか、同社の営業支援システム(SFA/CRM)や、他社製の財務会計システムや勤怠管理システムとも連携できる。

今回追加した新機能「コラボリンク」は、シングルサインオンとデータ連携により、複数社が使うNI Collabo 360同士をリンクさせることを可能とし、ユーザー各社は自社のグループウェアを利用しながら必要な人が、必要な機能だけ、適切な操作権限で、双方の情報を共有することを可能としている。