Zalmanは水冷対応のゲーミングMini-ITXケース

Zalmanの新製品で注目したいのは、水冷対応のMini-ITXケース「Z-Machine 300」。アルミ製のシャーシとアクリル製のサイドパネルを組み合わせた外観は、スタイリッシュで高級感がある。サイズは160×310×330mm。ライザーカードを使い、最長31cmのグラフィックスカードを垂直配置可能だ。

  • Mini-ITXケース「Z-Machine 300」。アクリルなのでスリットも開けられる

  • 鏡に映っていた反対側。こちらはグラフィックスカードのスペースになる

また、ゲーミング向けの大型オープンケースが「Z-Machine 500」だ。アルミ製のシャーシにポリカーボネート製のカバーが付けられており、スピード感のあるデザインを実現した。水冷にも対応しており、フロントとトップにラジエータを搭載することができる。

  • ポリカーボネート製のカバーで覆われた「Z-Machine 500」

Enermaxがなぜか自転車分野に本格参入

Enermaxは、フロントに20cmファンを2つ搭載する「IcyGems IG50」を展示していた。フロント側は強化ガラスになっており、アドレッサブルRGBファンの鮮やかな発光が楽しめる。グラフィックスカードの垂直配置にも対応し、ライザーカードは付属するそうだ。

  • フロントのデュアル20cmファンが存在感を放つ「IcyGems IG50」

ちなみに同社ブースで一番目立っていたのは、こちらの自転車PC。さすがに販売するものではないそうだが、なぜこれを作ったのかというと、同社が自転車業界に参入したので、そのPRとのことだ。発売するのは折り畳み式の電動アシスト自転車で、台湾では7月末まで、期間限定の記念価格として29,800台湾元(10万円強)で提供中。

  • 自転車PCの展示。電源は床から供給されているので、ONのままでは走れない

  • 中央の円内にPCの設置スペースがある。中にはMini-ITXマザーが入っていた

  • Enermaxの電動アシスト自転車。内蔵バッテリで30~40kmの走行が可能

  • フレームを2つに折ってコンパクトに持ち運べる。重さは19kgほど