RAIJINTEKは20cmファン搭載のMini-ITXケース

RAIJINTEKで注目したいのは、Mini-ITXケースの「Metis Evo」だ。マザーボードの倒立配置は従来のMetisシリーズと同様だが、冷却性能を大幅に強化。フロントがメッシュパネルになり、20cmの大型ファンを搭載している。大型化したため、CPUクーラーは高さ19cmまで対応。9月の発売予定で、価格は140ドル程度の見込みだ。

  • RAIJINTEKのブース。なぜか宇宙艦隊のような壮大なイメージだった

  • 「Metis Evo」は5色で展開。キューブ型で両サイドが強化ガラスだ

  • マザーボードは倒立配置。その裏側に電源を置くスタイルだ

  • 同社の20cm角ラジエータ「BIA 200 RBW」を使った水冷化のデモ

Lian Liは2つのモードに変形できるケース

Lian Liブースで面白かったのは、2つのモードに変形できるという「Odyssey X」。横長の「Performance」モードと縦長の「Dynamic」モードが用意されており、ユーザーの好みに応じてスタイルを選べるのが特徴だ。

  • 変形ケース「Odyssey X」。左がPerformance、右がDynamicモードだ

Performanceモードはスタンダードなスタイル。フロント側のスペースに、厚みがあるラジエータを設置できるよう考えられている。一方、個性的なのがDynamicモード。内部のマザーボードトレイを外して、シャーシを90°回転させるなど、組み替えはそれなりに手間なものの、個性的な外観を楽しめる。

  • Performanceモードの搭載例。マザーボードの隣にラジエータを置ける

  • Dynamicモードでは、サイドパネルも変形。ユニークな外観になる