Opensource.comは2月18日(米国時間)、「Emoji-Log: A new way to write Git commit messages|Opensource.com」において、コミットログに絵文字を使うことで、開発者のエクスペリエンス向上を実現できると伝えた。オープンソース・ソフトウェアの開発に10年以上携わってきた開発者が、自身の経験を踏まえて絵文字を使うことでエクスペリエンスの改善を狙えると説明している。

記事では、基本的なルールとして、コミット時にメッセージを書くようにすること、利用する絵文字には一貫性を持たせること、利用するカテゴリーは多くしすぎないこと、適切に絵文字を使うことなどを挙げている。

サンプルとして掲載されているコミットメッセージは次のとおり。

絵文字 メッセージサンプル
📦 📦 新規: Git ignore ファイルを追加
👌 👌 改善: Remote IP API Function
🐛 🐛 修正: ケースコンバータ
📖 📖 ドキュメント: APIインターフェースチュートリアル
🚀 🚀 リリース: バージョン2.0.0
✅ テスト: ユーザのログイン/ログアウト模擬テスト
  • Emoji-Log: A new way to write Git commit messages|Opensource.comより抜粋

    Emoji-Log: A new way to write Git commit messages|Opensource.comより抜粋

  • Emoji-Log: A new way to write Git commit messages|Opensource.comより抜粋

    Emoji-Log: A new way to write Git commit messages|Opensource.comより抜粋

絵文字を含んだメッセージを出力するための方法として、bashやzsh、fishで利用できる関数のサンプルやgitで利用できるエイリアスなども掲載されている。

かな漢字変換システムといった日本語入力システムを使っている場合、日本語入力システムを使って絵文字を入力でき、また、辞書に登録されていない場合は絵文字を単語登録することで入力できるようにすることが可能。