MMD研究所は2月5日、スマートフォンを所有している20歳～69歳の男女887人を対象に実施した「2019年2月 QRコード決済サービスの利用に関する調査」の結果を発表した。

「現在利用している」という回答が最も多かったのは「楽天ペイ」(9.4%)で、これに「PayPay」(8.1%)、「LINE Pay」(7.9%)が続いた。名称のみを知っている人も含めた各サービスの認知度を見ると、トップは「LINE Pay」(86.8%)、「PayPay」(86.4%)、「楽天ペイ」(79.0%)と続いた。

  • スマートフォン所有者のQRコード決済サービス利用状況　資料:MMD研究所

「現在利用している」という回答が多かったQRコード決済サービス上位5サービスの利用状況を男女別で見ると、「d払い」のみ女性のほうが利用が多かった。

  • スマートフォン所有者の楽天ペイ利用状況(性別)　資料:MMD研究所

  • スマートフォン所有者のPayPay利用状況(性別)　資料:MMD研究所

  • スマートフォン所有者のLINE Pay利用状況(性別)　資料:MMD研究所

  • スマートフォン所有者のd払い利用状況(性別)　資料:MMD研究所

  • スマートフォン所有者のAmazon Pay利用状況(性別)　資料:MMD研究所

いずれかのQRコード決済サービスを現在利用していると回答した188人に、QRコード決済サービスを利用する理由を聞いたところ(複数回答可)、トップは「ポイントがたくさん貯まるから」(39.4%)だった。これに、「会計がスピーディーに終わるから」(31.9%)、「キャンペーンを知って興味を持ったから」(26.6%)と続いた。

逆に、QRコード決済サービスをまったく利用していないと回答した699人に、QRコード決済サービスを利用しない理由を聞いたところ(複数回答可)、トップは「クレジットカード(カードタイプ)で十分だから」(43.1%)だった。これに、「現金で十分だから」(23.6%)、「個人情報や決済情報が漏洩しないか不安だから」(21.6%)と続いた。