凸版印刷は12月12日、建装材に各種センサーなどIoT機器を組み合わせている「トッパンIoT建材」シリーズの新製品として、体組成計と床材を組み合わせ、日常的にさりげなく身体情報を取得できる「ステルスヘルスメーター」を開発したと発表した。

同製品は2018年12月中旬より、不動産事業者や住宅メーカー、医療・介護業界などに向けて販売を開始する。

新製品は、同社の建材製造技術を用いて体組成計を組み込んだ、健康管理ができる床材。床材であるため、測定するたびに機器の出し入れや設定をする必要がなく、日常生活の中で自然に体重・体脂肪率などの身体情報を継続して取得できる。

取得した情報はスマートフォンなどのデバイスで閲覧することが可能で、生活者自身の健康管理に役立てることができる。

価格は、460mm×460mmサイズで約6万円から、設置費用・システム構築費などは別途必要。

  • 「ステルスヘルスメーター」利用イメージ