ロジクールは6月11日、4K画質に対応した最上位機種となるビデオ会議用のカメラ「Logicool Rally PTZ Camera」を7月上旬から法人向け製品として、正規販売代理店で販売すると発表した。参考価格は14万9000円(税別)。

  • 「Logicool Rally PTZ Camera」

    「Logicool Rally PTZ Camera」

これま同社は、テレワークに最適なPCとUSBで接続するだけで複雑な設定なしに高画質、高音質のビデオ会議が簡単に行えるツールを販売しており、新製品は14人～20人程度の会議室に対応。

同社が新たに開発中の「ロジクールRightSightカメラコントロール」では、会議室のサイズおよび参加者を認識し、全員が収まるように最適なカメラ向き、ズーム倍率に自動調整するほか「ロジクールRightLightテクノロジー」(実装済み)では、逆光や明るい日光等の条件でも光量を認識し、人の顔がはっきり移るように光と色バランスを設定。これにより、利用者が操作することなく最適なカメラ状態が設定されるという。

また、付属の取り付けユニットを使用し、カメラが逆さまに取り付けられても自動的に画像の向きとカメラ操作を反転することで、天井への取り付けなども可能としている。

さらに、4K Ultra-HDの画質(30フレーム/秒)に対応し、表情の機微やホワイトボードに書かれた細かな文字も高精細にとらえることができるという。同社は新製品を提供することで、テレワークに必要なツールのバリエーションを拡大し、より強固なポジションを目指す考えだ。