SQUARE ENIX
https://jp.finalfantasyxiv.com/benchmark/download/

2月2日に公開されたばかりのFF XVのベンチマーク。Windows 7/8.1/10の64bitモードのみサポートする。ただ動作はDirectX 11ベースである。

設定は簡略化されており、品質(Photo17)と解像度(Photo18)のみが設定可能である。「スタート」ボタンを押すとベンチマークが始まり、ベンチが終わるとスコアと評価のみが表示されるという仕組みだ。

  • Photo17:品質は軽量/標準/高の3段階

  • Photo18:解像度もこの3つのみ

  • Photo19:フレームレートの表示はなし。レポート機能もない

ちなみにスコアの目安は以下の通りで、とりあえずは3000以上を目指したいというところだ。

スコア 評価
12000以上 非常に快適
9000~11999 とても快適
6000~8999 快適
4500~5999 やや快適
3000~4499 普通
2500~2999 やや重い
2000~2499 重い
2000未満 動作困難

設定は以下のようにした。内蔵GPUでの4Kはどう考えても無理だろうと判断し、これは省いている。

  • 内蔵GPU

    • 解像度:1280×720/1920×1080pixel
    • 品質:軽量品質
  • GeForce GTX 1080

    • 解像度:1280×720/1920×1080/3840×2160pixel
    • 品質:高品質

というわけで結果である。まず内蔵GPU(グラフ43)だが、Core i3は解像度にかかわらずすべてが動作困難。実際冒頭のトレーラーから車を下ろすシーンで、既に映像と音声の同期が取れていない有様だった。

これに比べるとRyzenはだいぶマシだが、Ryzen 5 2400Gでもまともにプレイ出来そうなのは1280×720pixelのみで、1920×1080pixelは厳しい。Ryzen 3 2200Gだと1920×1080pixelで動作困難に陥ってしまうほどで、そもそも内蔵GPUでのプレイは厳しいタイトルという感じになる(正直、もう少し軽いと思っていた)。

  • グラフ43:FF XV 軽量品質(Int GPU)

一方GeForce GTX 1080(グラフ44)だと、4Kで差がなくなるものの、1920×1080pixel以下ではスコアの差が目立つ。この差の要因が、GPUの描画処理(つまりDisplay Driverの処理)が間に合わないためか、それともゲーム内のCPU処理が間に合わないためかは判断できないが、特に解像度を下げたケースでは結構な差になっているのは間違いない。

  • グラフ44:FF XV 高品質(Ext GPU)