Ubisoft
http://www.ubisoft.co.jp/grw/

以前はTom Clancy's The Divisionを利用していたが、2017年にこちらが出たので今回から切り替えた。こちらもSteamから入手可能である。

インストールが終わってメインメニューまで立ち上がったら(Photo31)、OPTIONS→VIDEO(Photo32)で以下のように設定、確定する。

  • Resolution:下記に基づいて設定
  • VSYNC:OFFに設定
  • Photo31:The Divisionからずいぶんイメージが変わった感がある

  • Photo32:VRAMのUsageを示してくれるのはちょっと便利

続いてVIDEO→GRAPHICS(Photo33)に移り、PRESET:下記に基づいて設定 として確定後、"B"キーを押すとベンチマークが開始される。終了するとPhoto34のよう結果が表示されるというわけだ。

  • Photo33:PRESET以外は特に設定しない

  • Photo34:ログは残る(画面にもログ情報が出ている)が、HTMLなのが残念なところ。フレームレートの変動もSVGのパラメータの形で出力され、加工が超大変なのであきらめた

ベンチマークの設定は以下の通り。

  • 内蔵GPU

    • 解像度:1280×720/1600×900/1920×1080pixel
    • PRESET:LOW
  • GeForce GTX 1080

    • 解像度:1920×1080/2560×1440/3200×1800/3840×2160pixel
    • PRESET:VERY HIGH

結果は内蔵GPUに関してはこれまでと同じである。平均フレームレート(グラフ64)を見るとRyzen 5 2400Gは30~45fps前後を維持しており十分プレイ可能だ。また、Ryzen 3 2200Gは1920×1080pixelはちょっと厳しいが、それ未満ならプレイ可能。Core iシリーズは20fps未満で正直プレイするには厳しく、この差は大きい。最大・最小フレームレート(グラフ65とグラフ66)もこの傾向が維持されている。

  • グラフ64:Tom Clancy's Ghost Recon Wildlands Ave(Int GPU)

  • グラフ65:Tom Clancy's Ghost Recon Wildlands Max(Int GPU)

  • グラフ66:Tom Clancy's Ghost Recon Wildlands Min(Int GPU)

一方、GeForce GTX 1080のケース(グラフ67~69)を見るとこれもこれまでと同じく、特に1920×1080pixelではRyzen 3/5はCore iシリーズにちょっと明確な差をあけられている。もっとも解像度が上がるとその差がどんどん縮まるのも同じで、致命的な性能差があるという話ではないことが再確認できた。

  • グラフ67:Tom Clancy's Ghost Recon Wildlands Ave(Ext GPU)

  • グラフ68:Tom Clancy's Ghost Recon Wildlands Max(Ext GPU)

  • グラフ69:Tom Clancy's Ghost Recon Wildlands Min(Ext GPU)

ちなみに性能には直接関係がないのだが、Ryzen 3/5の内蔵GPUを使った場合、Photo34が出る直前の画面の状態でしばしばハングアップすることになり、タスクマネージャを起動して無理やり強制終了する(幸いにもログは生成されているのだが、一部情報が欠落しているあたり、どうもログ生成の途中のどこかで止まってしまうらしい)という事象が頻発した。

100%止まるわけではないことと、GeForce GTX 1080を使うとRyzen 3/5でも問題なくPhoto34の画面に行き着くことから考えると、たぶんDisplay Driverの問題ではないかと思う。このあたりは追々解決されてるとは思う。