Appleは、Apple Payの利用方法を解説した動画6本を公開した。どれも40秒程度の短いものだが、クレジットカードやSuicaの登録から、利用まで、いかに簡単かを伝える内容になっている。

今回公開となったのは、以下の6本。いずれも数ステップで作業は完了するという構成になっているが、内容について云々するより、ご覧頂いたほうが早いだろう。

  • クレジットカードやプリペイドカードを追加する方法
  • クレジットカードやプリペイドカードを使いお店で支払う方法
  • iPhone Xに入れたクレジットカードかプリペイドカードを使いお店で支払う方法
  • Suicaカードを追加する方法
  • 交通機関やお店でSuicaを使う方法
  • Suicaへチャージする方法

クレジットカードやプリペイドカードを追加する方法

クレジットカードやプリペイドカードを使いお店で支払う方法

iPhone Xに入れたクレジットカードかプリペイドカードを使いお店で支払う方法

Suicaカードを追加する方法

交通機関やお店でSuicaを使う方法

Suicaへチャージする方法

Apple Payは昨年の10月に日本でも提供が始まった決済サービス。iOSに標準搭載されている「Wallet」アプリにクレジットカードやプリペイドカードを登録でき、iPhoneやApple Watchを使って、店舗や交通機関の支払いが行える。設定したクレジットカードやプリペイドカードは、QUICPayまたはiDとして割り当てられ、Apple Pay、iD、QUICPay、Suicaマークのある店舗で利用可能だ。

  • Apple Pay、iD、QUICPay、Suicaマークのある店舗で利用できる

JR東日本の発表によれば、今年の11月にモバイルSuicaの会員数が500万人を突破したという。2012年に300万人を越えたあたりから、実は伸び悩みの傾向にあり、2015年まで400万人を越えられなかったのだが、昨年、iPhone 7シリーズとApple Watch Series 2に対応すると急伸。会員数は444万人まで増えた。増加傾向は今年になっても変わらず、と言うかさらに勢いづくという展開で、ついに500万人を越えた。

  • 2016年、Apple Payの対応で会員数が急増

モバイルSuicaだけでなく、Apple Payの利用者は飛躍的に伸びているそうだが、前述の「Wallet」アプリに情報を登録するのに住民票など、現住所が分る証明書や身分証明書が必要なのではないか、入力も面倒くさそうと思い込んでいたり、勘違いしている人も多いと聞く。6本の動画は、そういったユーザーの誤解を解くべく公開されたと思われる。

対応するクレジットカード/プリペイドカードは、日本で使われているものの8割をカバーし、利用可能な店舗もどんどん増えていて、コンビニエンスストアはもちろん、レストランやセレクトショップなどでも使えるところが出てきている。

「面倒くさい」以外に、利用に際して二の足を踏む理由があるとしたら、安全性や個人情報の漏洩の心配があると思われるが、これらに対してもAppleの取り組みは十二分である。Touch ID/Face IDというセキュリティ機能があるから、勝手に使われる可能性は限りなく低く、iPhoneやApple Watchを紛失した場合でも、「iPhoneを探す」機能で紛失モードに設定すれば、簡単にApple Payの利用を一時停止にできる。また、リモートワイプ(遠隔消去)で端末に保管されたApple Payを含む個人情報をすべて消すことや、iCloud. comにログインし、Apple Payの支払いを停止することも可能だ。クレジットカード番号も「トークン」という一回しか使えないパスワードを利用するから加盟店に通知されることもない。セキュリティ面では死角が無いと言って過言ではなかろう。

実際に使ってみれば分ると思うが、次第に現金を持ち歩かなくなるようになる。サイフを持ち歩いて落とし、中味も無事に戻ってこない可能性のほうが高いと気付くからだ。前述の通り、iPhoneを落としたとしても、Touch ID/Face IDがあるから拾われてても使われてしまうことは、まずない。となれば、サイフ持たないほうが安全、という考えに至る。

iPhoneは持っているけど、Apple Payは未体験、という方は、この6本をご覧頂き、是非、「Wallet」アプリにクレジットカードやプリペイドカード、Suicaカードを追加してみて欲しい。