Metro redux(グラフ54~59)
ベンチマーク手順はRadeon Software Crimson ReLive EditionのテストのLowとMediumに順ずる。まぁLowならそこそこ動くだろうという目論見である。
まずQuality:Lowの場合(グラフ54~56)だが、Core i7-8700KはFull HDでも平均フレームレート(グラフ54)で30fpsを確保しており、そこそこといった感じ。Core i7-7700Kに比べて5fps弱の上乗せがある。解せないのがCore i5-8400で、1600×900までは分かるのだが、その先でいきなり8fpsまで落ちている。
この傾向は最大フレームレート(グラフ55)や最小フレームレート(グラフ56)でも明白で、解像度がFull HDで途端に使い物にならなくなる。逆にCore i7は2製品とも、そこそこ踏ん張る感じで、この解像度と品質なら何とかプレイできるレベルである。
描画品質を上げると? ということでQuality:Medium(グラフ57~59)を試してみると、Core i7はどちらも大幅にフレームレートが落ち、Core i5-8400に至ってはフレームレートが8.3fpsに張り付きである。
ちなみにこんな低いところで張り付いたのはMetro Reduxのみであり、ほかのテストではもう少しマトモに動いているので、何が引っかかったのかはよく分からない。とりあえずCore i5-8400はアウトと考えて良い。
もっともCore i7-8700Kでも1600×900pixelがギリギリといったところで、あまり使い物になる感じではない。最大フレームレート(グラフ58)はCore i5-8400を除くとそれなりに高いが、これは最小フレームレート(グラフ59)の裏返しであり、あまり実用になる感じではない。