冷凍ごはんと、冷蔵おかずを一度にあたため

ほかにも、便利なあたため機能がある。例えば冷凍と冷蔵、温度帯が違う食材を一度に温められる機能だ。お弁当の準備や、遅く帰ってきた家族の食事に重宝した。MRO-SV3000は、冷凍食材は庫内の左側に、冷蔵食材は右側にと、位置が決まっている。

あたためのコツは、庫内の左側と右側で、大きさの近い器を使うことだ。今回は冷凍ごはんと焼き魚を一緒に温めてみたが、5分ほどの温め時間で、ごはんはムラなく解凍されてほかほかに、焼き魚もしっかり温まっていた。

冷凍と冷蔵の食材を置く場所は決まっている

今回は、冷凍したごはんと焼き魚をあたためた

あたためたあと、それぞれの中心温度をはかった

オーブンレンジを使ってゆとりがうまれた

MRO-SV3000の庫内幅は40cmと広いため、一度に多くの食材を調理できる。鶏肉を2枚、一気に焼いたり、焼き物と煮物を一緒に作ったりできるので、作り置きがはかどった。最初に紹介したように、解凍が短時間できれいに仕上がることも、食事を準備するトータル時間をかなり減らしてくれる。

鶏肉のグリルと茄子の煮物をMRO-SV3000で作っている間に、ガスコンロで味噌汁とほかのおかずを準備し、効率よく食事の支度ができた

グリル皿で作る焼きそばは簡単。休日のお昼にもぴったり

また、細かい設定をしなくても料理ができることから、普段料理をしない75歳の父親が、オートメニューを活用して「焼きそば」や「煮魚」を作るようになったのもびっくりだ。料理をする家族が増えるのは、やはり主婦にとって嬉しくてありがたいもの。MRO-SV3000が頑張ってくれている間に別の家事をしたり、家族の団らんに時間をあてたりと、毎日の生活に余裕がうまれた気がする。