続いては、ローランドのDJ製品第1弾となる、4デッキ対応DJコントローラー「DJ-808」。同製品は、PCDJソフトウェアの定番「serato DJ」を販売するSeratoと共同で開発した。本体に搭載した専用ツマミ、フェーダー、マルチカラー・パッド、低レイテンシーな大型プラッターなど、serato DJに完全対応しており、高精度なコントロールやDJパフォーマンスを実現。また、ローランドのTRシリーズでお馴染みの代表的リズム・サウンドやTR-REC方式のステップ・シーケンサーも内蔵しており、リアルタイムにリズムパターンを作成、演奏できる。さらに、ボイス・トランスフォーマー「VT-3」から厳選したボーカル用エフェクト(AUTO PITCH含む)や、ローランド製電子楽器と同期接続が行える「AIRA LINK」機能にも対応する。
さらに、今もなおビンテージモデルとして人気の高いリズムマシン「TR-909」の発売33周年を記念し、TR-909のスペシャルプリントを施した同社初のターンテーブル「TT-99」、およびDJミキサー「DJ-99」が、国内各500台限定で登場する。TR-909の外観をモチーフにしたデザインとカラーリングが目を引くTT-99は、スクラッチプレイに必須のダイレクトドライブ方式、フォノEQ、3種類の回転スピード(33 3/1、45、78)に対応するなど、DJ用にもリスニング用にも利用可能だ。DJ-99には、プロDJに人気の非接触型クロスフェーダー「mini innoFADER」やDJソフトとの連携に重宝するDVS専用端子を装備している。各入力チャンネルには、3バンド・イコライザーも装備。