ibisPaint
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続いて試用したのは、ペイントアプリ「ibisPaint(アイビスペイント)」。ペイントアプリは海外製の物が多い中、こちらは日本企業が開発・提供していて、スクリーントーンやGペンツールなど、国産アプリらしい漫画・イラスト向け機能を搭載する。作品の共有・コメント機能もあり、イラストSNS「pixiv」に近い使われ方をしているのも特徴だ。有料版・無料版があるが、無料であっても機能制限はないので、今回は無料版の「ibisPaintX」を用いた。
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――「ibisPaintX」、使ってみてどうでしたか?
レイヤー機能に制限がなくスムーズに使えたので、ひととおりの描画ができたのはよかったです。ただ、日本のメーカー発のアプリ、ということで期待していたのですが、意外にコミック系イラストにはチューニングされてない印象を受けました。
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「チューニングされていない」という印象は、ペンやブラシにかなり独特の筆触のものが多かったところから来ています。もう少し癖のない、シンプルなツールの選択肢がほしかったです。アナログ風のランダムな水彩ブラシは面白かったのですが、そのモコモコしたテクスチャが強すぎて、「このツールで塗った」感じがしてしまうのが気になりました。
