4Kは容量食いすぎ! Live Photosはインパクト大
6sではカメラが改良され、800万画素から1,200万画素に一気に400万画素もアップした。6のカメラも評判がよかったが、6sは画素数が上がりながら軽快さや色み、暗所性能などはほとんど変わっておらず、実に快適に使える。
新機能は大きく分けて2つ。動画撮影で4K動画の撮影に対応したことと、静止画撮影なのに、シャッターチャンスの前後の動きも記録できる「Live Photos」という機能が追加されたことだ。
4Kについては、フレームを切り出しても800万画素相当の静止画として利用できるので、発表会などはとりあえず4Kで撮影しておき、あとで使えそうなシーンをフレーム切り出しすればいいかな、と思うクオリティがある。ただし、1分あたり375MBに達する容量の大きさが最大のネック。16GBモデルでは撮影が厳しそうだ。
Live Photosについては、静止画撮影時に「Live」モードにしておくと、静止画のシャッター前後約1.5秒ずつも合わせて記録され、iPhone 6s上で「Pop」の容量で画面を強く押すと、静止画でなく動きのある絵として再生される。
種をバラすと、これは静止画とムービーファイルを同時に撮影しており、普通に表示するときは静止画を、3D Touchで強くタッチされたときはムービーを流すように切り替えているだけだ。仕組みはともかく、初めて見るとなかなかインパクトは強いし、ユニークな機能だと思うので、せっかく6sを選んだ人は試してみてほしい。