ソニーは、ハイレゾ対応ウォークマンの新モデル「A20シリーズ」を10月10日に国内発売する。本体カラーはチャコールブラック、ビリジアンブルー、ボルドーピンク、シナバーレッド、ライムイエロー。本体カラーと同色のハイレゾ・ノイズキャンセリング対応イヤホンを同梱した「A20HNシリーズ」も同時に発売する。

A20シリーズ(型番:NW-A25、容量16GB)の推定市場価格は約23,000円前後。A20HNシリーズの推定市場価格は、16GBの「NW-A25HN」が約28,000円、32GBの「NW-A26HN」が約33,000円、64GBの「NW-A27HN」が約43,000円(すべて税別)。

「A20シリーズ」

A20シリーズは、ハイレゾ対応ウォークマンのエントリーモデルで、2014年に発表された「A10シリーズ」の後継にあたる。ベルリン時間の9月2日に家電見本市「IFA2015」にて初公開されたが、このたび国内での発売概要が明らかになった。

デジタルアンプ「S-Master HX」を搭載し、圧縮音源をハイレゾ音質にアップスケールする音質補完技術「DSEE HX」を採用。デジタルノイズキャンセリング対応のイヤホンを併用すると、ハイレゾ再生中のノイズキャンセリングが可能だ。また、ハイレゾ音源に対するイコライザ処理にも対応する。

プリント基板は、ビア部分を銅メッキで穴埋めするFilled Via構造。電源を安定させ、配線インピーダンスも低減することで、引き締まった低音、伸びやかな高音、透明感のあるボーカルを再生する。

2.2型の液晶ディスプレイを採用。本体側面にmicroSDカードスロットを装備する。音楽再生フォーマットはFLAC / ALAC / MP3 / AAC / HE-AAC / WMA / WAV / AIFF / DSD / ATRAC / ATRAC Advanced Lossless / Apple Lossless。動画再生フォーマットは、映像がMPEG-4 / AVC(H.264/AVC) / Windows Media Video 9で、音声再生フォーマットはAAC-LC / WMA。Bluetoothをサポートし、プロファイルはA2DP / AVRCP / OPP、コーデックはLDAC / apt-X / SBCに対応。NFC機能も搭載。本体サイズはW43.6×D8.7×H109mm、重量は約66g。

A20HNシリーズに同梱されるイヤホン。A20シリーズは、チャコールブラック/ビリジアンブルー/シナバーレッドに黒、ボルドーピンク/ライムイエロー/シルバーに白のイヤホンが付属する。