通信機能を比較

機種名 Galaxy Note5 GALAXY Note4 Galaxy Note edge
LTE Cat.9(450/50Mbps)/Cat.6(300/50Mbps) Cat.4(150/50Mbps) Cat.4(150/50Mbps)/Cat6(300/50Mbps)
Wi-Fi IEEE802.11a/b/g/n/ac、MIMO(2×2) IEEE802.11a/b/g/n/ac、MIMO(2×2) IEEE802.11a/b/g/n/ac、MIMO(2×2)
Bluetooth 4.2 4.1 4.1

通信機能に関しては、Note4とNote edgeがLTEのCat.4(150/50Mbps)あるいはCat.6(300/50Mbps)対応だったのが、Note5ではCat.9(450Mbps/50Mbps)あるいはCat.6対応となり、高速化された。徐々に高速化していき、2020年には5G通信で1Gbpsを狙っているのが世界の潮流だ。ちなみにCat.9の450Mbps通信は今年のCESやMWCのクアルコムブースでデモを見た記憶がある。かなり射程距離に入った技術だということだ。

さて、LTE-AdvancedのCat.6まではダウンロードに関して、数字が大きいほうが高速なのだが、7以上では必ずしも数字が大きいほど高速ではなく、現時点ではNote5の対応するCat.9の1つ手前のCat.8が最高速で、ダウンロード約3Gbps、アップロード約1.5Gbpsとなる。

この数値はさすがにいつ実現するのかは未知数だが、モバイル通信はまだまだ高速化の目標を持っているということ。現状の日本国内の通信キャリアの最大速度225Mbpsと比較すれば、Cat.9のダウンロードピーク速度450Mbpsは十分に速いが、国内キャリアがいつCat.9に対応するかは未知数だ。

さて、Wi-Fiに関しては、Note4とNote edgeとNote5は同じく、IEEE802.11a/b/g/n/acに対応する。この分野は進歩がないので仕方ない。

しかし、Bluetoothに関してはNote4とNote edgeの4.1に対して、Note5では4.2に対応するなど、時代相応の進化をした。4.2ではIoTデバイスをより活用できるようになっている。

また、Note4とNote edgeがMHL3.0に対応していたのに、Note5の発表リリースに記述がないのが気がかりだ。MHLというのは、大雑把に言えばmicroUSBコネクタでHDMIと同等のデータを出力できる規格なのだが、最近、USB Type-Cコネクタに対応した新規格superMHLが発表された。このsuperMHLは機能的に大きく進化しているのだが、もはや、こうしたMHLの変化についていきたくないのかもしれない。