先日、米国・ニューヨークで開催されたSamsungのイベント「Galaxy Unpacked 2015」で「Galaxy Note5」が発表された。日本で発売された「Galaxy Note edge」や日本では未発売の前機種「GALAXY Note4」から、どう進化したのだろうか? スペック面から比較する。

メタリックでクールな外観のNote5

背面はメタリックで美しい曲線を描く。大柄なボディでも持ちやすい

サイズやディスプレイを比較

機種名 Galaxy Note5 GALAXY Note4 Galaxy Note edge
サイズ 高さ約153.2mm×幅約76.1mm×厚さ約7.6mm 高さ約153.5mm×幅約78.6mm×厚さ約8.5mm 高さ約151mm×幅約82mm×暑さ約8.5mm
重量 約171g 約176g 約177g
ディスプレイサイズ 5.7インチ 5.7インチ 5.6インチ
ディスプレイ解像度 2,560×1,440ピクセル 2,560×1,440ピクセル 2,560×1,440(+160)ピクセル

「GALAXY(Galaxy) Note」はもともとはGALAXYシリーズの派生モデル。日本国内ではその初代機が2012年にドコモからリリースされた。大画面とデジタルペンに対応し、本体にデジタルペンを収納できるのが特徴で、大画面スマホのパイオニアともいえる機種だ。

しかし、単純に大画面であるだけではなく、デジタルペンを使いデジタルノートのように使えることを意識したビジネス向けのモデルなのだ。発売してみたら、世界的な人気機種となり、現在でも新機種がリリースされ続けている。

Note4はディスプレイサイズが5.7インチで2,560×1,440ドットのSuper AMOLEDディスプレイを搭載しているが、この面ではNote5もスペック的に変わっていない。個人的には同じディスプレイサイズでいいので、もっと解像度を上げて欲しいところだ。ちなみにNote edgeの(+160)ピクセルは、画面端に搭載された湾曲型ディスプレイ「エッジスクリーン」によるもの。メインとなるディスプレイの解像度は他2機種と変わらない。

ボディサイズと重量は、Note4が高さ約153.5mm×幅約78.6mm×厚さ約8.5mm/約176g、Note edgeが高さ約151mm×幅約82mm×暑さ約8.5mm/約177gであるのに対してNote5は高さ約153.2mm×幅約76.1mm×厚さ約7.6mm/約171g。微妙に縦横ともに小さくなり、厚みも約1mm薄くなっている。付属のデジタルペン「Sペン」は全体がメタリックになり、シャープな印象だ。3機種を比較するとNote edgeは横幅がやや広いが、これはエッジスクリーンを初めて搭載した機種であるせいだろう。

付属のSペンはフルメタリックでいかにも丈夫そう

ペンは裏側と並べるとデザイン的な統一感がある

Note4よりも約1mm薄くなったボディ