ヤマハは6月3日、インテリジェントL2スイッチ「SWX2300-8G」「SXW2300-16G」「SWX2300-24G」の3機種および、シンプルL2スイッチ「SWX2100-8G」「SWX2100-16G』の2機種を発表した。税別価格と発売時期は、SWX2300シリーズが73,800円(8ポート)からで9月、SWX2100シリーズが14,800円(8ポート)で6月。

写真上からSWX2300-8G、SWX2300-16G、SWX2300-24G

写真上がSWX2100-8G、下がSWX2100-16G

SWX2300シリーズはSFPポート付きのインテリジェントL2スイッチであり、従来製品である「SWX2200シリーズ」の上位機種にあたる。

SWX2100シリーズは、SWX2200シリーズの設計思想を踏襲しつつ基本機能に特化、コスト・メリットが高い製品という。

SWX2300シリーズのコントローラ機能では、LANマップによるネットワークの可視化が可能。上位に接続するルーターが他社製品であっても、配下のヤマハ製スイッチや端末の接続状況をSWX2300シリーズ単体で可視化できる。

SWX2100シリーズは、スイッチ制御のコントローラ機能を持つ同社のルーター「RTX1210」「SWX2300」などとの接続により可視化に対応する。

SWX2300をコントローラとして設定した場合に、管理下にある機器とその配下の端末を表示したLANマップ

さらにSWX2300シリーズは、フロア内やフロアごとのセグメント切り分けが可能、設備音響や放送業界など音声や映像といった大容量データを複数の端末に配信するニーズへの対応、デファクトスタンダードのコマンド体系に準拠といった特長を持つ。