Battlefield 4(グラフ26~32)

Electronic Arts Inc.
http://www.battlefield.com/battlefield-4

おなじみBattlefield 4。MANTLE対応ゲームではあるが、今回はNVIDIA製品がメインの比較なのでMANTLEは利用せず、DirectX 11のみで行っている。ベンチマーク手順はこちらで示した通りだが、画質のプリセットは「最高」を選び、また解像度は2560×1440pixelの代わりに3840×2160pixelとしている。DirectX 11を使ってる関係でフレームレート取得はFRAPSを利用している。

さて、まず平均フレームレートがこちら(グラフ26)。またもやR9 295X2とTITAN Xが互角というか良い勝負をしている。実際プレイしていると1920×1080pixel以下と3840×2160pixelではまるで操作感が異なるのだが、この2枚だけは3840×2160pixelでもスムーズにプレイが可能だった。

平均フレームレートは、3840×2160pixelだと40~50fps程度だが、そもそも3840×2160pixelで8x FXAAなんぞを設定している方がおかしいのであって、描画オプションをもう少し下げれば60fpsで普通にプレイできるだろう。

グラフ27が最大フレームレートで、解像度が低いところでは200fpsの上限で頭打ちになるが、この先は次第に下がる中、R9 295X2とTITAN Xの2枚は1920×1080pixelまでほぼ200fps近くを維持できている。最小フレームレート(グラフ28)も同傾向であり、全体としてほぼ互角としてよい様に見える。

ただ詳細フレームレート(グラフ29~32)を見ると、R9 295X2とTITAN Xの性能差が意外に大きいことが分かる。これはちょっと意外であった。1280×720pixel(グラフ29)ではTITAN Xの方が高速なのに1600×900pixel(グラフ30)では完全にEven、1920×1080pixel(グラフ31)ではR9 295X2の方が上回り、3840×2160pixel(グラフ32)では体感するよりも性能差が大きかった。

ちなみにTITAN BlackはTITANよりはやや高速であるが、GTX 980には及ばない程度でしかないという結果に終わっている。