Metro redux(グラフ53~59)

Deep Silver Inc.
http://enterthemetro.com/

4A GamesのMetroシリーズを最新作というか、グラフィック回りをアップデートしたのがこのredux。発売元はTHQを買収したDeep Silverになっている。こちらもSteamから普通に購入可能である。

さて、ベンチマーク手順そのものは以前のMetro:Last Lightのものとほぼ同じで、Steamのインストールディレクトリの下にmetro_benchmark.exeがあるのでこれを起動してパラメータを設定するだけである。パラメータはこちらに準ずる(ただし解像度は4つだけ)。

さて結果である。まず平均フレームレート(グラフ53)を見ると、これまたきれいにR9 295X2とTITAN Xが並んでおり、これにGTX 980、R9 290Xの順で続き、TITAN Black/TITANとくる感じ。

最大フレームレート(グラフ54)は多少暴れているが、おおむね同等といったところでR9 290Xがやや低め程度。最小フレームレート(グラフ55)は、10fps以下なのでこの程度暴れるのは致し方ないだろう。

フレームレート変動を見てみると、1920×1080pixel(グラフ58)のみ、明確にR9 295X2がTITAN Xを上回るが、そのほかはR9 295X2とTITAN Xがほぼ同等ということである。もっともそのR9 295X2にしても3840×2160pixelでは20fps前後をふらふらしているわけで、まだちょっと負荷が高いというか、もう少し性能があったほうがいい(!)感じではあるのだが。

それにつけてもTITAN Blackが、1600×900pixel以上ではほぼTITANと重なるグラフになっていて、性能差がほとんど見られないというのは、スペックの差を考えるとちょっと解せないところがある。