UNiGiNE Valley 1.0(グラフ16~18)

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同じくSynthesis BenchmarkとしてValleyも試した。平均フレームレート(グラフ16)で見ると、3840×2160pixelでR9 295Xがそれなりに高速だが、全体としてはTITAN Xが健闘している。TITAN Blackは? というとGTX 980にややおよばない程度でしかない。

この傾向は最大フレームレート(グラフ17)でも同じである。とにかくR9 295X2は3840×2160pixelでは本領を発揮するが、それ以下ではあまり意味が無いというか、オーバーヘッドが大きすぎて全然性能が発揮できない。その点TITAN Xは下から上まできれいに性能が出ている感じだ。これは最小フレームレート(グラフ18)からも明白である。

TITAN Blackの1280×720pixelが異様に落ち込んでいるのは何かしらひっかっかりがあった(GPUとは関係ないOS側の問題である可能性もある)ので、これを除外するとまぁきれいというか、R9 295Xの負荷の大きさを物語っている様に思える。