その4・検査/梱包工程

組み立てが完成したVAIO Zは目視で細かく確認を行う。角度を変え、光の当たり具合を変えて、キズを見逃さない

続いて検査用のプログラムをインストール

画面のタッチパネル機能、クリックパッドの機能、キーボードの動作を検査。クリックのスムーズさの確認や、87のすべてのキーを押すといった手作業により行う

液晶表示やカメラ機能、各種ポートなどの試験を自動的に行う。これも手作りによる検査機だ。約2分間の検査になる

エージング工程の様子。高い負荷をかける試験も行う。そのため、OSのインストールを含めて8時間かける

こちらは液晶保護シート+貼付けサービスの工程。専門の作業者が行う。かなり多くの人がこのサービスを利用しているという

クリーンルームのなかで液晶保護シートが貼られる

さらに局所的にもクリーン度を高める。これも手作りによる治具だ

液晶保護シートが貼られた状態。まさに職人技

梱包工程に入る前に最後の確認。キズ、ヘコミ、テカリ、シミ、よごれなどをチェック。お客様の気持ちになって検査を行うという

スキマゲージを使って、溝を確認する。ここまでやっている生産拠点はない

さらに開閉時の音などを再度確認する。検査項目は100項目におよぶ

フリップ構造の間の溝も均等に。こうしたところに品位の追求がある

付属物をピックアップ。一台ごとに仕様が異なるためのデジタルピッキング方式を用いて必要な付属物を取り出す

付属品などを箱に入れる

付属品のひとつとして入れられるカード。一枚一枚気持ちを込めて「安曇野FINISH」スタンプが押される

これが実際に使われているスタンプ。「安曇野FINISH」スタンプは、すべての品質チェックが完了した証明であると同時に、VAIOづくりに携わるすべての人の責任と覚悟の証だという

上が捺印前のカード。下が捺印後のカード

実際にスタンプを押している様子

VAIO Zが箱のなかに入れられる

箱に入れられて完成したVAIO Z

最後に輸送用の箱に入れられる。重量を検査することで、付属品などがちゃんと同梱されているかを確認

出荷を待つVAIO Z