小学生の社会科で「いろは」に相当するテーマといえば、都道府県名。漢字で書けることはもちろん、都道府県庁所在地もセットで答えられるようでなければならない。しかし、年齢を重ねると記憶力は低下するもの。子どもに訊ねられ、あの県の県庁所在地はどこだっけ? などということもあるはず。地図で指さしてくれ、などと頼まれた日には、赤恥ものだ。

位置を把握しつつ都道府県名を確認するには、地図アプリを活用するといい。iOSに付属の「マップ」は、都道府県名が漢字で表示されるだけでなく、隣県との境界線まで確認できる。曖昧な記憶を確認するためであれば、「マップ」で用は足りることだろう。

しかし、都道府県庁所在地の確認に「マップ」は使えない。表示倍率を低くすれば、人口の多い都市に絞り表示できるが、都道府県庁所在地は特別扱いされないのだ。たとえば、群馬県の県庁所在地を調べようとしても、前橋市と高崎市の2都市に「◎」が表示され、どちらなのか自信がなくなる、ということにもなりかねない。

検索もアウト。「マップ」では、都道府県名で検索すると地図上に都道府県名が表示されている位置がヒットしてしまうのだ。庁舎が存在する都市とはまったく無関係の、ひと目で山奥とわかる場所にピンが立ってしまうため、この方法はまったく役に立たない。

その点、「Google Maps」はさすがの完成度だ。人口の多い都市を「○」と「◎」で分けてはくれないが、「沖縄県」と検索すれば那覇市にある県庁舎に、「山梨県」と検索すれば甲府市にある県庁舎にピンが立つ。都道府県名と都道府県所在地の名前が異なる県でも、かんたんに見つけることができるはずだ。

ただし、検索するときは「京都府」などと都道府県まで正確に入力すること。この例でいえば、「京都」とだけ検索すると京都市庁舎がヒットしてしまうからだ。

操作手順をカンタン解説

1 iOS付属の「マップ」で都道府県名を検索すると、その文字がある位置にピンが立ってしまう。都道府県庁所在地を調べる目的には使えない

2 「Google Maps」で都道府県名を検索すれば、きちんと都道府県庁舎の位置にピンが立つ