CamCard

「CamCard」は名刺にカメラをかざすだけで自動的に撮影される

自分のプロフィールを作るとQRコードや通信での名刺交換も可能

名刺データの保存先を「CamCard」以外にも設定することが可能

汎用性高い機能がそろっているという点で使いやすいのが「CamCard」。名刺撮影の際、自動認識の場合は時間がかかるものの、スキャンアプリが苦手とするツヤのある紙でも認識して読み取りができる。複数枚の名刺をまとめてスキャンして一括で読み取りや登録も可能だ。

ただし認識精度が高く、文字の読み取りにおけるエラーは少ないものの、名刺のレイアウトによる入力まちがいが多い。しかも細かいカーソル操作がしづらいため、モバイルデバイス側でのデータ修正は手間がかかって難しいという問題が。「CamCard」はWEBからも名刺データにアクセスできるので、修正をWEB上から行なうのが良さそうだ。

読み取ったデータの修正の問題さえクリアできれば、使いやすい機能を備えていて便利だろう。例えば、名刺のデータはあらかじめ設定で保存先を決めていれば、「CamCard」内だけでなくiCloudやGoogleアカウントのアドレス帳に保存できるようになっている。

また、名刺をスキャンしてデータ化する以外にも、自分のプロフィールを登録しておくことで、「CamCard」のユーザー同士でQRコードや名刺レーダー機能でデジタルな名刺交換が可能だ。

この「CamCard」は有料版と無料版のLiteが用意されている。Liteでは名刺認識枚数が200枚と制限されているが、試しに使ってみたい場合はLiteからインストールするのがオススメだ。