名刺管理のアプリを3本紹介してきたが、アプリごとにデータ入力スピードや読み取りの精度、データの管理方法が違っている。どうしても自動認識の場合、スピードが早い代わりに読み取りの精度が落ちてしまうし、オペレーターによる入力では時間がかかってしまう。スピード優先か、精度の高さ優先かはアプリを選ぶポイントのひとつだ。

アプリ名 Eight CamCard Evernote
自動撮影 ×
文字読み取り方法 人力による入力 自動認識 自動認識
検索機能
タグ・ラベル機能 ×
エクスポート機能 × ・Googleアカウント
・連絡先アプリ(iCloud)
・Exchange
・連絡先アプリ
・Evernote XML
データのソート方法 ・名前
・会社名
・交換月
・日付順
・指名順
・会社名順
・更新日
・作成日
・題名
無料版の有無
有料版の料金 無料版のみ 900円(税込) ・月額450円または年額4,000円
(Evernote プレミアム)

また、名刺管理アプリを選ぶ目安としてチェックしたいのが、名刺データの保存・管理方法。アプリ内の名刺データの一覧やリストを見て、自分にとって使いやすいインターフェースやデザインを選ぶのが良さそうだ。加えて、データを連絡先アプリやGoogleアカウントに保存できるものもあるので、名刺から読み取ったデータを連絡先データとして使いたい人はエクスポート機能の有無も見ておきたい。

名刺のペーパーレス化ができるだけでなく、いざという時に相手の連絡先が調べられる名刺管理アプリはビジネスパーソンにとっては使って損のないアプリだろう。ここで紹介したすべて無料で使えるものばかりなので、まずは試しに使ってみてはいかがだろうか。