アップルは、iTunesの最新版となる「iTunes 12.0.1」の提供を開始した。アイコンを赤に変更したほか、「OS X Yosemite」にあわせた機能が追加されている。

iTunes 12.0.1

最新版では、アイコンが赤に変更され、半透明なデザインとなった。ツールバーもシンプルなものになり、ライブラリ内のアルバムをブラウズする際には、色がついたりテクスチャが使用されるようになった。

「ファミリー共有」では、iTunes、iBooks、およびApp Storeで購入した項目を、アカウントやパスワードを共有しなくても、最大6人までの家族と共有することができる。共有を開始するには、OS X Yosemiteの「システム環境設定」または「iOS 8」の「設定」で「iCloud」を選択して、iCloudファミリーを設定する必要がある。

また、ミュージック、ムービー、TV番組専用のアイコンが組み込まれたので、 1回クリックするだけでライブラリ内を移動できるようになった。 これにより個人のコレクションと Store内の各カテゴリの最新情報との間を簡単に移動できるようにもなっている。最近追加したアルバム、ムービー、TV番組はライブラリの一番上に表示され、新しく再生する項目をすぐに見つけられるようになった。

プレイリスト編集機能も見直され、ミュージックライブラリ全体とプレイリストを並べて表示できるようになり、お気に入りの曲をプレイリスト内にドラッグすることが可能となっている。

「情報を見る」では、選択した項目の中の必要な情報のみに注目できるようにデザインが一新されている。

対応OSは、Mac OS X 10.7.5以降と、Windows XP SP3以降または、32bit版Windows Vista/7/8、64bit版のWindows Vista/7/8。