Appleが2日に開始した新サービス「iTunes Match」。iCloudを利用して最大25,000曲の音楽ファイルを各端末で共有できるという音楽サービスだ。しかもiTunes Storeで販売されている楽曲に関しては自動的にマッチング作業が行われ、マッチすればiTunesから256kbpsの高音質なAACファイルをダウンロードできるようになる。年間3,980円の有料サービスではあるが、「iTunes Match」を使えば端末の空き容量を気にすることなく高音質な音楽を楽しめるというわけだ。そんな「iTunes Match」の使い勝手を紹介していこう。

「iTunes Match」はiTunesから登録することができる。登録後はPCに保存している楽曲をマッチングする作業を行い、これが終了すればいよいよ「iTunes Match」が使えるようになる。

ただし、このマッチング作業のスピードにはかなり個人差があるようだ。筆者の場合は2日に登録してから丸4日かかった。原因はわからないが、2万曲以上あってもすぐにマッチングが終わったという報告を目にしたので、単に楽曲数が多くて時間がかかるというわけでもないらしい。とにかく、マッチング作業は遅くても少しずつは進んでいるようではあるので、まだ終わっていないという人も諦めずに作業を進めてみてほしい。

終わったー! この画面を見るのに4日かかった

さて、「iTunes Match」の登録が終了したら、さっそくiCloudにアップされた曲をiPhoneで聴いてみよう。