「フジノンレンズ XF10-24mmF4 R OIS」

富士フイルムは12月18日、レンズ交換式カメラ「FUJIFILM Xシリーズ」用の交換レンズ「フジノンレンズ XF10-24mmF4 R OIS」を発表した。発売は2014年2月で、価格はオープンとなっている。推定市場価格は100,000円前後。

35mmフィルム換算で焦点距離15~36mmをカバーする広角ズームレンズ。15mmという超広角の焦点距離を生かして、風景や室内の撮影時に広い範囲を捉えることが可能。「FUJIFILM X-E2」など「FUJIFILM Xシリーズ」で採用されている撮像素子「X-Trans CMOS」(II)センサーに最適化された光学設計で、高画質を実現する。

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新設計の非球面レンズ4枚と異常分散レンズ3枚を採用。加えて、レンズの両面に多層コーティング「HT-EBC(High Transmittance Electron Beam Coating)」が施されたことで、ゴーストを抑えた撮影が可能となっている。また、ズーム全域で開放値F4.0を実現。強力な手ブレ補正機構と併せて、室内や夕景などの暗いシーンでも手ブレを防いで撮影することができる。

「FUJIFILM X-Pro1」に装着したところ

「FUJIFILM X-E2 Silver」に装着したところ

主な仕様は、焦点距離が10~24mm(35mmフィルム換算時:15~36mm)、画角が110~61.2度、開放絞りがF4、最小絞りがF22。レンズ構成は10群14枚、絞り羽枚数は7枚(円形絞り)、撮影距離範囲は標準で0.5m~、マクロで24cm~、最大撮影倍率は0.16倍。フィルター径は72mmで、本体サイズは最大径が約78mm、最大全長が約87mm、重量は約410g。