Net Applicationsから、ワールドワイドにおける2013年7月のデスクトップOSシェアが発表された。7月はWindowsがシェアを増やし、Mac OS XとLinuxがそれぞれシェアを減らした。バージョン別に見るとWindows Vistaがシェアを減らした以外はシェアを増やしており、Windows 7、Windows XP、Windows 8のそれぞれがシェアを増やしている。Windows 7のシェア増は、Windows 8搭載機として販売されているPCにおいてオプション指定でWindows 7へ差し替えるケースが多いからではないかと見られる。
7月のデスクトップOSのシェア動向で気になるのはWindows XPが増加した点。Windows XPはサポート期限の終了が近づいており、ベンダは最新のWindowsへのアップグレードを推奨している。シェアが増加した背景には、Windows XPのサポート期間が切れる前にWindows XPを入手しておこうという動きも考えられる。シェアは37.17%を確保しており、デスクトップOSにおいて強い影響力を持っている。
2013年7月デスクトップOSバージョン別シェア/円グラフ - Net Applications報告 |
2013年7月デスクトップOSバージョン別シェア/棒グラフ - Net Applications報告 |
順位 | OS | シェア | 推移 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | Windows | 91.56% | ↑ | |
2 | Mac | 7.19% | ↓ | |
3 | Linux | 1.25% | ↓ |
順位 | バージョン別OS | シェア | 推移 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | Windows 7 | 44.49% | ↑ | |
2 | Windows XP | 37.19% | ↑ | |
3 | Windows 8 | 5.40% | ↑ | 上昇傾向 |
4 | Windows Vista | 4.24% | ↓ | |
5 | Mac OS X 10.8 | 3.28% | ↑ | 成長傾向 |
6 | Mac OS X 10.6 | 1.69% | ↓ | 減少傾向 |
7 | Mac OS X 10.7 | 1.68% | ↓ | 減少傾向 |
8 | Linux | 1.25% | ↓ | |
9 | Mac OS X 10.5 | 0.41% | ↓ |