ソニーは7日、タッチ操作対応の15.5型フルHD液晶を搭載したノートPC「VAIO Fit 15」を発表した。光学ドライブを搭載しながら本体厚は22.5mmで、春モデルのVAIO Tシリーズ15に比べ0.3mm薄く設計されている。発売は一部を除き5月18日。価格はオープンで、店頭予想価格は165,000円前後から。直販CTOのオーナーメードモデルも同時発売する。

「VAIO Fit 15」

「VAIO Fit 15」は、VAIO Tシリーズ15に比べ、パームレストにヘアライン加工を施すなど質感を高めたほか、アルミヒンジ構造板を延長することで安定したタッチ操作ができるよう改良を加えている。また、ストレージにはHDDにNAND型フラッシュメモリを内蔵させた「一体型ハイブリッドHDD」を新たに採用している。

店頭モデルのラインナップは2機種で、仕様の違いはCPUのみ。それぞれシルバー、ブラック、ピンクの3色で展開される(型番末尾にS、B、Pが付く)。上位モデル「SVF15A18CJ」はCPUにIntel Core i7-3537U(2GHz)を搭載して、店頭予想価格が180,000円前後。下位モデル「SVF15A17CJ」はIntel Core i5-3337U(1.80GHz)搭載して、店頭予想価格が165,000円前後。なお、本体色ピンクのみ、発売が6月1日予定となっている。

シルバー、ブラック、ピンクの3色を用意

両機種共通の主な仕様は、チップセットがIntel HM76 Express、メモリがPC3L-12800 8GB(4GB×1/オンボード)、グラフィックスがIntel HD Graphics 4000(CPU内蔵)、ディスプレイが15.5型ワイド(1,920×1,080ドット)で静電式タッチパネル搭載、ストレージが1TB ハイブリッドHDD、光学ドライブがブルーレイディスクドライブ、OSがWindows 8 64bit。Microsoft Office Home & Business 2013も付属する。

インタフェースはIEEE 802.11b/g/n、GigabitEthernet、Bluetooth 4.0+HS、USB 2.0×1、USB 3.0×2、HDMI×1、SDカードスロット、ステレオミニジャック、92万画素Webカメラなど。本体サイズ/重量はW379×D255×H22.5mm/約2.6kg。バッテリ駆動時間は約5時間。本体底面にサブウーファーも備える。