「UNiGiNE Heaven Pro」「UNiGiNE Valley」 (グラフ32~40)

という事で前置きが長くなったが以下結果。残念ながらフレームレートの変動そのものは保存されないので、平均/最大/最小フレームレートのみである。グラフ32~34がHeaven 3.0 R2のものであるが、2560×1440pixelでのみちょっと交錯しているものの、概ね

GTX 680 SLI > HD 7970 CF > TITAN > GTX 680 > HD 7970

という結果である。

TITANはSingle GPUとDual GPUの丁度中間位だろうか。流石に最小フレームレート(グラフ34)はちょっと暴れているが、これは致し方ないところ。

ただここでもSLI/CrossFireのフレームレートが他のものに比べてずっと低くなっているのは、低解像度ではオーバーヘッドが大きいから。一方2,560×1,440pixelではHD 7990/GTX 680がグンと落ちてるのは純粋に描画性能不足で、にも関わらず22fpsを維持しているTITANの性能の高さが目立つ。

次にHeaven 4.0。平均(グラフ35)/最大(グラフ36)フレームレートはほぼセオリー通り。なぜか最小フレームレート(グラフ37)でSLIが健闘しているが、とはいえ17~18fpsの話なので大きな差がある、とは言いにくい。

最後がValley。やはり平均フレームレート(グラフ38)の傾向は同じだが、なぜか最大フレームレート(グラフ39)では1280×720pixelでTITANが最高である。ただこれは描画負荷が少ない分、CrossFire/SLIの性能がさちっただけかも知れない。最小フレームレート(グラフ40)は相変わらずといったところ。相対的にRadeon系列の性能が良いのは多少相性とかがあるのかもしれない。

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